デジタル、アナログすべての造形の基礎となる、「動物スカルプトの基礎」。
『アナトミー・スカルプティング』の著者でハリウッド造形界のトップ、 片桐裕司の立体作品+造形レクチャー!! ライオン、ゾウ、ゴリラ、チンパンジー、馬、犬、ドラゴン… 皮膚にあらわれる骨格の凹凸、動きによって形を変える肢体の筋、光と影による筋肉の隆起のとらえかた。 重心と動きのあるポーズ、毛並みの立体的な造形と流れ、うろこが本物に見える彫刻方法とは………
造形家の視点から詳細にレクチャーする、動物造形解剖の決定版!
「この本は、僕の造形本コレクションのなかの、宝物だ」 いま、我々アーティストは、次々と出版される膨大なレクチャー本の選択肢に恵まれています。 私も個人的に造形や彫刻のハウツー本をコレクションしていますが、片桐裕司氏のように才能のあるアーティストが、その仕事の経験を基に書いたレクチャー本に巡り会ったときにはひときわ嬉しい。 彼の最初の本はソウルの本屋で見つけました。そして最近、彼から2冊目の本、動物の造形の本が出る話を聞いた時は飛び上りました。制作プロセスの美しい写真、惹きこまれる解説、片桐氏の情熱と知識を注ぎ込んだこの本を、僕の造形本コレクションに加えることに喜びを感じます。 -リチャード・テイラー(WETAワークショップ社長)