横浜では、南京人による犯罪が激増。応援として乗り込んだ与力立花源吾が行方知れずになった。そして、ある朝、源吾の首が奉行所の門前にさらされる。下手人と目されたのは、窃盗団頭領の張竹芳。剣友の仇を討つため、卯之助と正五郎は上海へと向かった。著者円熟の筆による事件帖はスケールアップして完結へ。
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