近くの書店で在庫を調べる
  • Author北康利
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062129671
  • Publish Date2005年8月

白洲次郎占領を背負った男

「不思議な存在感の持ち主――。それが、白洲次郎氏であった。その人物がどんな風に育ち、人格を形成していったかを、話題豊かに展開していく快著である」
城山三郎氏、本書を推す!
ある超名門ゴルフ・クラブのテラス。その大長老ともいえる人物に声をかけられ、私はその隣の椅子に。著名な政治家や財界人などが会釈するのに対し、その人物は軽くうなずくだけ。それに見合う不思議な存在感の持ち主。それが白洲次郎氏であった。この人の出自も結婚も、華やかそのもの。平然と官界、政界、財界、それに軍とも闘う。よく見て、監督し続ける。トヨタのトップには、「かけがえのない車を目指せ」とアドバイスし、政府に対しては、「何で勝手に勲何等とか決めることができるのか」と。その人物がどんな風に育ち、人格を形成していったかを、話題豊かに展開していく快著である。
城山三郎
第14回山本七平賞 受賞

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 佐野洋子 / 100万回だってよみがえる
  • 成瀬は天下を取りにいく
  • ノジュール2024年12月号
  • ノジュール2024年11月号
  • ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし
  • たどりつく力
  • ハルメク2024年12月号
  • ハルメク2024年10月号
  • 生きる
  • レインツリーの国