近くの書店で在庫を調べる
  • Author田辺聖子
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062768023
  • Publish Date2010年11月

苺をつぶしながら

35歳の乃里子。剛との結婚解消とともに中谷財閥からも解放されて、仕事も昔の友情も取り戻した。1人暮らし以上の幸せって、ないんじゃない? しかし自分の将来の姿もなぞらえていた女友達に悲しい出来事が。そのとき手を差し伸べてくれたのは……。「誰か」がいるから、1人でも生きていける。
人生は美しい。この小説は、乃里子という女の子が生きている様子だけで、それを描き尽くす。瞠目する。――津村記久子
160万部の「乃里子3部作」連続刊行第3弾!
心許なさに1人で泣いたり、口にするのも恥ずかしい失敗をしたり。けっこう試練もあったりする。でも……
私、この作品を書くために生まれてきたのかもしれへんわ。――田辺聖子
35歳の乃里子。剛との結婚解消とともに中谷財閥からも解放されて、仕事も昔の友情も取り戻した。1人暮らし以上の幸せって、ないんじゃない? しかし自分の将来の姿もなぞらえていた女友達に悲しい出来事が。そのとき手を差し伸べてくれたのは……。「誰か」がいるから、1人でも生きていける。(解説・津村記久子)

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 四月になれば彼女は
  • となりの脳世界
  • 百花
  • 傘をもたない蟻たちは
  • あかりの学校 / 心安らぐ手作りのあかり
  • 世界の家 / Houses
  • 生かさず、殺さず
  • エミリの小さな包丁
  • あずかりやさん 満天の星
  • 草花たちの静かな誓い