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  • Author額賀澪
  • Publisher東京創元社
  • ISBN9784488029203
  • Publish Date2025年2月

願わくば海の底で

全国の中学・高校の皆様から絶賛の声が続々届いています!
誰かのことを知るのに、「遅い」ことはないのだと思いました。
―群馬県立前橋東高等学校 三年 M・Kさん
彼は未来の友人であり、明日の私でもあるのかもしれません。
―都立上野高等学校 二年 M・Tさん
私も彼のように時折、思い出してもらえるような人になりたいと思った。
―千葉県立松戸向陽高等学校 二年 I・Yさん
こんなにも切なく、こんなにも優しい震災の小説を読んだことがない。
―仙台市立加茂中学校 図書館事務 M・Kさん
日々過ごしていく中で忘れてしまうことはあるけれど、
彼が教えてくれた感情を忘れたくない。
―自由の森学園高等学校 三年 A・Tさん
読み始めてから読み終わるまで、
ずっと面白くて切なくて読む手が止まらなかったです!
―埼玉県立浦和第一女子高等学校 一年 A・Nさん
今も悲しみの中にいる方々が、この本を読んで少しでも救われますように。
―国府台女子学院中学部 一年 K・Hさん
当たり前の日常は決して永遠ではないのだと気づかされました。
―各務原市立中央中学校 二年 M・Sさん
この物語のそれぞれが持つ『隠し事と向き合う』点が私は面白いと思いました。
―都立小平高等学校 二年 K・Fさん
自らの悪癖に苦しみながらも人とのつながりを求めたその姿は、
ただひたすらに尊いものでした。
―鴎友学園女子高等学校 二年 Y・Mさん
あの日、菅原晋也は私たちの前から姿を消した。
彼が過ごした、高校三年間の軌跡の物語。
東北地方沿岸部のとある高校。そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。校舎が荒らされた前夜に目撃された青い火の玉。プールサイドで昼食を取っていたとき、話しかけてきた同級生を水中に突き飛ばしてしまった女子生徒の真意。テーマ不明の、花瓶に生けられた花の絵。そして、高校卒業後大学に入学するまでの何者でもなかった2011年の"あの日"以来、私たちの前から姿を消してしまった彼自身──。これは大切なものほどなくしてしまう悪癖に悩まされ、それでも飄々と振る舞う青年が歩んだ、高校生活3年間の軌跡を辿りなおす物語。

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