近くの書店で在庫を調べる
  • Author島田潤一郎
  • Publisherみすず書房
  • ISBN9784622096986
  • Publish Date2024年4月

長い読書

「本を読みなさい。
ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」
小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。
吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。
本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。
本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。
「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 魂の教育 よい本は時を超えて人を動かす
  • 下町ロケット ヤタガラス
  • 小澤征爾、兄弟と語る / 音楽、人間、ほんとうのこと
  • 新しい須賀敦子
  • 13歳から分かる!7つの習慣 / 自分を変えるレッスン
  • まんがでわかる7つの習慣
  • 哲学はこう使う / 問題解決に効く哲学思考「超」入門
  • 君が手にするはずだった黄金について
  • 100万回死んだねこ / 覚え違いタイトル集
  • 雑草たちよ大志を抱け

Presented by