近くの書店で在庫を調べる
  • Author澤田瞳子
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784163913650
  • Publish Date2021年5月

星落ちて、なお

鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。
父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。
不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる。早くから養子に出されたことを逆恨みしているのかもしれない。
暁斎の死によって、これまで河鍋家の中で辛うじて保たれていた均衡が崩れた。兄はもとより、弟の記六は根無し草のような生活にどっぷりつかり頼りなく、妹のきくは病弱で長くは生きられそうもない。
河鍋一門の行末はとよの双肩にかかっっているのだった――。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 老親の介護で力尽きるまえに / 行政サービスをとことん利用する法
  • 妄想radio
  • よむよむかたる
  • わが殿 上
  • わが殿 下
  • にゃん! / 鈴江藩江戸屋敷見聞帳
  • 検事の本懐
  • 検事の死命
  • 赤い長靴
  • 佐々井秀嶺、インドに笑う / 世界が驚くニッポンのお坊さん