近くの書店で在庫を調べる
  • Author瀬戸内寂聴
  • Publisher講談社
  • ISBN9784065211632
  • Publish Date2020年10月

いのち

腰椎の圧迫骨折で入院し、さらに胆のうがんが見つかった。手術を即断し、秘書・モナに付き添われて寂庵に無事帰還したのは92歳のとき。頭に去来したのはなぜか98歳で亡くなった宇野千代さんや、岡本太郎氏とその秘書、そしてこれまで因縁の生じた男たちのことだった。分けても、日本を代表する女性作家となった河野多恵子氏と大庭みな子氏、二人との強固な結びつきは「作家の業」を浮かび上がらせ、死に際の別離はタイトルにふさわしい「生と死の様」を考えさせる。95歳にして最後の長編小説が結実。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
  • 死ぬ気まんまん
  • 小山さんノート
  • 卵を買いに
  • 鈍感力

Presented by