近くの書店で在庫を調べる
  • Authorあさのあつこ
  • Publisher小学館
  • ISBN9784094085532
  • Publish Date2010年10月

金色の野辺に唄う

『バッテリー』著者による、感涙の家族小説

稲穂が金色に輝き、風に揺れてシャラシャラと唄を奏でる山陰の秋。 娘の奈緒子、孫の嫁・美代子、曾孫・東真、近所の花屋の店員・史明の四人に送られ、九十二歳の松恵は息を引き取ろうとしていた。 松恵は、先だった夫が今際の際に発した残酷な言葉を思い出す。 奈緒子は、だれの子だ…。 「百年近くを生きれば、全て枯れ、悟り、遺す思いもなくなり、身軽に旅立てるとばかり信じておりましたが、どうしてどうして、人間って簡単に軽くはならないようです」 多くの人の心を受けとめ救った大おばあちゃんが、美しい風景に送られ、今日旅立ちます。

【編集担当からのおすすめ情報】 あさのあつこさんの『バッテリー』『NO.6』『THE MANZAI(ザ・マンザイ)』 シリーズが好きな方には、特にオススメです! 読み終えると、大事な人に会いたくなる一冊です!

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 名もなき毒
  • おまじない
  • 19番目のカルテ 3 / 徳重晃の問診
  • 19番目のカルテ 2 / 徳重晃の問診
  • 19番目のカルテ 1 / 徳重晃の問診
  • たすけ鍼
  • 森に眠る魚
  • 蚕の王
  • 100日後に死ぬワニ
  • モーメント永遠の一瞬 1

Presented by