「肉は食べるし、お酒は飲む。徹夜で原稿を書く」寂聴さんと、「働くことが大好きで、生きている限りやめない」キーンさん。ともに九十歳を迎える(当時)二人が、今日までの出来事を顧みながら、3・11東日本大震災後の日本、日本の美と文学、さらに自らの老いと死について縦横に語り合う。