中村勘九郎として『桃太郎』で初舞台を踏み、やんちゃだった子どもの頃。父・十七代中村勘三郎と母の思い出、名優たちとの数々の出会いと熱き交流。浅草に復元させた平成中村座を、演劇の国ニューヨークでも大成功させた喜び!人気歌舞伎役者中村勘九郎が、自分の誕生日から、勘三郎襲名が決まった日、襲名直前までをエポックごとに書いた驚天動地の「日付入り」半生記。勘九郎の全てがわかる一冊。