「助けて…」。ある日、兵悟とユサあてにかかってきた謎の電話。その声は、昔自殺してしまった親友"ゆうま"に酷似していた。まさか、その彼からのメッセージでは、彼はまだ俺たちのことを許していないのでは、と不安に陥るふたり。一方S黄尾は、行方不明の男の子の捜索を引き受けるが、兵悟だけはなぜか足どり重く、なにかを引きずったまま…。愛と野心と後悔が激しくクロスする。