エズラ・ジャック・キーツ賞「イラストレータ部門」2022年受賞作
第31回いたばし国際絵本翻訳大賞「英語部門」大賞受賞作
暑い暑い夏の日。道路は湯気が出そうなくらい蒸しているし、太陽はギラギラ。
そんな中、ララはバケツを持ってどこに行くのでしょう?
フェンスを越えて、やってきたのはコンクリートに囲まれた小さな空き地。
「こんにちは、みどりのおともだち」。
ララは優しく言葉をかけて、草たちに水をやります。
いつも元気でどろんこのララにお母さんはちょっとイライラ。
とうとう「外に出かけちゃダメ!」と言われてしまいました。
ララがみどりのおともだちに思いを届けようと、心の中から呼びかけると……。
女の子と心を通わせる植物が見せてくれた不思議な力。
やさしい言葉が豊かな命を育みます。