彼女との最後の朝食となったシーフードドリアと白ワイン/「王貞治のサインがある店はデザートが美味しい」と豪語する先輩/ジャンボモナカを食べながら「有名になりたかったな」と言った友人/冷えてチーズが固まったピザトーストを片手に、初めて見た母の涙……ある料理を口にすると、どうしようもなく思い出してしまうあの日、あの人を描く。グルメじゃない僕にとって、恋しくなる味のお話。