「観光の場」としての企業博物館が現れる企業博物館は企業の資料保存・公開やブランド力向上のために設置されるが、地域の観光コンテンツや生涯学習の場ともなり得る。トヨタ博物館、中日新聞社、名古屋版アーツカウンシルなど、長年文化活動実践の現場に携わる著者が博物館法の改正により注目を浴びる「博物館と観光」の可能性を、企業博物館と産業観光の関係から問う。