近くの書店で在庫を調べる
  • Author浅田次郎
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784167907679
  • Publish Date2017年1月

黒書院の六兵衛 下

天朝様が江戸城に玉体を運ばれる日が近づく。が、六兵衛は、いまだ無言で居座り続けている……。虎の間から、松の廊下の奥へ詰席を格上げしながら、居座るその姿は、実に威風堂々とし日の打ち所がない。それは、まさに武士道の権化──。だが、この先、どうなる、六兵衛!浅田調に笑いながら読んでいると、いつの間にか、連れてこられた場所には、人としての義が立ち現れ、思わず背筋がのび、清涼な風が流れ込んでくる。奇想天外な面白さの傑作です。解説・青山文平

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 孤狼の血
  • 最後の証人
  • 臨床真理
  • 検事の死命
  • 検事の本懐
  • 豹変
  • 玉依姫
  • 弥栄の烏
  • 烏百花 白百合の章
  • 空棺の烏