今の日本は政治や社会の劣化が進む危機的な状況にあります。その劣化が具体的にどういうものかを確認する上で、マイナ保険証をめぐる話題は象徴的な問題であり、その他の問題を見る上でも示唆に富んだ重大な観点がいくつも見つかることでしょう。
この危機感を多くの人と共有するために、私は本書を執筆いたしました。
これを読んだ方がマイナ保険証の利用をやめたり、強要してくる薬局の利用をボイコットしたり、この流れに反対する政党に選挙で投票したり、身近にできることから行動を起こしていただくことを切に願います。(はじめにより)