近くの書店で在庫を調べる
  • Author東畑開人
  • Publisher金剛出版
  • ISBN9784772419833
  • Publish Date2023年8月

ふつうの相談

ケアする人たちすべてに贈る。友人論と心理療法論を串刺しにする、「つながり」をめぐる根源的思索!人が人を支えるとはどういうことか。心の回復はいかにして可能になるか。この問いに答えるために、臨床心理学と医療人類学を駆使して、「ふつうの相談」を解き明かす。精神分析からソーシャルワークまで、病院から学校まで、介護施設から子育て支援窓口まで、そして職場での立ち話から友人への打ち明け話まで。つまり、専門家から素人まで、あらゆるところに生い茂る「ふつうの相談」とは一体何か。心のメカニズムを専門的に物語る学派知と、絶えずこれを相対化する世間知と現場知。これらの対話は、やがて球体の臨床学へとたどり着き、対人支援の一般理論を描き出す。補遺として「中断十カ条――若き心理士への手紙」を収録。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 影の現象学
  • 80歳でも脳が老化しない人がやっていること
  • 100点のほめ方
  • コミュニティ・ビジネス 新版
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
  • ゲンロン戦記 / 「知の観客」をつくる
  • 他者の靴を履く / アナーキック・エンパシーのすすめ
  • 研究的実践を組みなおす Vol.4(2023.7~2024.9)
  • 断片的なものの社会学
  • 考える教室 / 大人のための哲学入門