近くの書店で在庫を調べる
  • Author白川紺子
  • Publisher集英社
  • ISBN9784086804417
  • Publish Date2022年4月

後宮の烏 7

寿雪は千里と之季の安否を知るため、そして烏の半身をさがすため、界島へと向かっていた。
しかし寿雪一行が界島の対岸の港まで到着すると、海底火山の噴火が続いていて島へは渡れなくなっていた。
噴火している海域は楽宮の海神の縄張りが複雑に入り組んでおり、海が荒れていたのも噴火も、烏の半身や鼇の神が海神を刺激したせいだった。
そこで寿雪たちが出会ったのは、花娘の父である海商・知徳だった。花娘からの文で寿雪について知っていた知徳は、噴火さえ収まれば舟と水手を貸すと約束してくれた。
一方、界島では白雷や海燕子に助けられた千里と之季、楪が海商・序家の屋敷で介抱されていた。
千里はまだ意識を取り戻さないものの、昭氏の薬草で快方に向かっている。
白雷は烏の半身である黒刀を前に考え込んでいて……?

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 烏は主を選ばない
  • 黄金の烏
  • 烏百花 白百合の章
  • 威風堂々惡女 12
  • 威風堂々惡女 10
  • 威風堂々惡女 11
  • 威風堂々惡女 9
  • 威風堂々惡女 13
  • 烏に単は似合わない
  • 威風堂々惡女 8