1938年秋。従軍作家として北京に派遣されていた探偵小説作家の小柳逸馬は、軍からの突然の要請で前線へ向かう。検閲班長・川津中尉と赴いた先は、万里の長城・張飛嶺。そこでは分隊10名が全員死亡、しかも戦死ではないらしいという不可解な事件が起きていた。千人の大隊に見捨てられ、たった30人残された「ろくでなし」の小隊に何が起きたのか。赤紙一枚で大義なき戦争に駆り出された理不尽のなかで、兵隊たちが探した"戦争の真実"を解き明かす、極限の人間ドラマ。
Faceboo auth is required to view user page.
If you have logged in since, it's automatically executed. If first time, Facebook auth login page will be shown, after your authorization, you can access user page.