吃音で苦しんでいる人に伝えたい、「吃音があったって」「〝きれいに〟話せなくたって」思いは相手に伝えられる。「あ、あ、あ……(ありがとう)」うまく言葉が出てこない……。小学生の時、音読の順番が回ってくるのが怖かった。なぜ吃音のある私が、コミュニケーション中心(!)の社会福祉士という仕事を選んだのか。吃音で悩んでいたときのこと、言葉がスムーズに出せない感覚、恩師の言葉、社会福祉士としての仕事――。吃音と生きてきた私の物語。