近くの書店で在庫を調べる
  • Author黒井千次
  • Publisher中央公論新社
  • ISBN9784121025487
  • Publish Date2019年6月

老いのゆくえ

家の中や外で転倒することが増えた。運転免許をついに返納した――。85歳という新たな区切りを超えた作家は老いとどう向き合っているのか。優先席との微妙な関係、年齢への違和感、進まない整理整頓、しゃがむことの困難、病気との付き合い方、硬貨や薬が転がり落ちること。同じ出来事でも、70歳代のころとは見え方が変わっている。「老人独特の忙しさ」の中、残された時間に思いをはせながら描く老いの日常。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 世界にひとつだけの本
  • おはようおかえり
  • いわしバターを自分で
  • 冥途のお客
  • ほどよく忘れて生きていく
  • テムズとともに――英国の二年間
  • いつも私で生きていく / 「こんちくしょう」と、山坂を乗り越えた60年の女優人生
  • 老いも孤独もなんのその「ひとり老後」の知恵袋
  • 素敵な日本人
  • 今度生まれたら