近くの書店で在庫を調べる
  • Author木ノ戸昌幸
  • Publisher朝日出版社
  • ISBN9784255010977
  • Publish Date2019年1月

まともがゆれる / 常識をやめる「スウィング」の実験

弱くていいのだ。ダメでいいのだ。ダメだから人に救われるし、救われたら人を救おうと思うのである。
こうしてダメがダメを救っていく。世の中を回しているのはお金じゃなくて「ダメさ」「弱さ」であっていいんじゃないか。
……寄稿 稲垣えみ子
「できない」ままで生きてもいい!
自分の欠点ではなく「世の中が押し付けてくるまともな生きかた」と戦う術。
親の年金でキャバクラに通い、そのたび落ち込んで引きこもっていた増田さん。
何をやっても自信が持てない、一応「健常」な施設スタッフ沼田君。
毎夕、意味不明なワン切りを必ずしてくるひーちゃん。
「足が腐った」とか「定期をトイレに流した」とか、まばゆいばかりの屁理屈で仕事をサボろうとするQさん……。
障害福祉NPO法人「スウィング」に集う、障害を持つ人・持たない人たちの「できないこと」にこだわらないエピソードと、心の栓を抜く、脱力しきった詩の数々。
誰かが決めた「まとも」を見つめ直し、ゆらしたりずらしたりすることで、それぞれの生きづらさを緩めるヒントとなる一冊。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 武家の女性
  • 天国はまだ遠く
  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた
  • みらいめがね 3
  • 僕には鳥の言葉がわかる
  • 世界ともだち部 2
  • 世界ともだち部 1
  • コロナ黙示録
  • 香水 / ある人殺しの物語
  • コロナ狂騒録

Presented by