植民地以後における理性が生み出す、現代世界の歪みとはなにか。哲学、文学、歴史、文化における支配的なるものを検証しながら、従来のフェミニズム‐ポストコロニアル研究を乗り越えつつ、従属的立場におかれた者たちの抵抗の可能性を脱構築的に編み直す理論的実践の書。